stderr - 標準エラーストリームを意味するFILE構造体へのポインタ
stderrは、標準エラーストリームを意味するFILE構造体へのポインタです。標準エラーストリームは、プログラム開始時に自動的にオープンされます。標準エラーストリームは、一般的には、画面へのエラー出力を意味していています。stdio.hヘッダを読み込むと使えます。
#include <stdio.h> stderr
stderrは、C言語仕様上は、式として実装されます。stderrは、グローバル変数あるいは、マクロとして実装可能です。
stderrを使ったサンプル
stderrを使ったサンプルです。fprintf関数で、出力先に、標準エラーを指定しています。
#include <stdio.h> int main(void) { const char* message = "Hello"; fprintf(stderr, "%s\n", message); }
実行結果です。画面に「Hello」と表示されます。
Hello